HONDAの名車『GB250クラブマン』
250ccの単気筒エンジンを持つこのバイクは初心者から女性、中年層まで幅広く人気のあるバイクです。
本記事ではクラブマンに乗り換えをしようと思っている人、新しくバイクを買いたいけど何にしよう？と思っている方に向けて、クラブマンの魅力を大放出していきます！
目次
GB250クラブマンってどんなバイク？スペックは？
まずはGB250クラブマンがどんなバイクなのか解説していきます。
GB250クラブマンとは？
“伝統的なスタイルと最新のメカニズムを調和させたスポーツバイク、HONDA GB250クラブマン“というプレスリリースを掲げ、1983年にHONDAが世に送り出したバイクです。
長年にわたり、数回ものマイナーチェンジを繰り返しながら1996年まで販売されました。
その魅力は今も色褪せることなく現代で中古車として出回っています。
各メーカーがこぞってバイクの開発に注力した当時、RFVCシステムを採用した空冷4ストローク単気筒エンジンはとても画期的でした。単気筒エンジンにもかかわらず30馬力を誇り、純正でカフェレーサーを彷彿とさせるルックスを持つ『GB250クラブマン』は初心者だけでなく、女性にも大人気な車種となっています。
GB250クラブマンのスペック
| 車体形式 | MC10 |
|---|---|
| 全長（mm） | 2015 |
| 全幅（mm） | 640 |
| 全高（mm） | 1035 |
| シート高（mm） | 780 |
| 乾燥重量（kg） | 130 |
| エンジン型式 | MC10E |
| エンジン種類 | 空冷4ストローク単気筒DOHCバルブ |
| 排気量（cc） | 249 |
| タンク容量（L） | 17 |
| 最高出力（kW[PS]/rpm） | 22[30]/9,500 |
| 価格（※1983年当時） | 379,000円 |
『GB250クラブマン』が人気な理由や評価は？その魅力とは
次にGB250クラブマンがなぜ人気で高い評価を受けているのか？ その魅力を紐解いていこうと思います。
細くも力強い、美しい車体デザイン
『GB250クラブマン』の人気の理由の一つには、その完成されたデザインにあります。
1983年に発売されたバイクにも関わらず、このオールドルックなデザインは現代になっても古さを一切感じさせません。
純正にして、これほどまでにカフェレーサーに近いデザインのバイクは他のメーカーのバイクを探しても中々見当たりません。
同系統の人気車種としてKawasakiエストレヤが挙げられますが、エストレヤは曲線美なのに対し、GB250クラブマンは少し無骨さも残る車体の美しさが出るデザインとなっています。
現在の250ccクラスで主流となっている車種にはありそうで無いデザインです。これが公道では意外と人の視線を惹きます。
古き良きクラシカルなルックスと現代でも通用する洗練されたデザインのGB250クラブマンは、周りからも「良いセンスだね」と言われる美しいバイクとなっています。
非常識!?高回転域を得意とする単気筒エンジン
バイクのエンジンにも刻印がありますが、このバイクのエンジンにはRFVC（Radial Four Valve Combustion Chamber 訳：放射状4バルブ方式燃焼室）が採用されています。単気筒エンジンに４バルブが付いているというのは、当時としてはかなり画期的でした。
放射状のバルブ配置をすることで、より効率的な燃焼を行い、パワーを絞り出すことができます。だからこそ250ccの単気筒エンジンにして30馬力を捻り出すことができます。
他のメーカーの単気筒エンジンとしてYAMAHA SR400が有名ですが、SR400は２バルブです。トルクの差はあるにしても、『GB250クラブマン』はSR400を上回る馬力を持ち合わせています。
オールドルックなデザインであるものの、スポーツバイクとして世に送り出されたバイクとして恥じないスペックを誇っています。
扱いやすく全世代に人気！
GB250クラブマンが出たのは1983年のレーサーレプリカ全盛期。
それにもかかわらず、古き良きクラシカルな見た目のGB250クラブマンはヒットを記録しました。
その後、14年間もロングセラーになったモデルなので、幅広く愛されたバイクと言えますね。
この完成されたデザインは当初のターゲットである中年層だけでなく、若者から女性にも幅広く好まれています。
GB250クラブマンのカスタムにはどんなのが？画像で紹介！
ここでは代表的なGB250クラブマンのカスタム画像を載せています。買った後の参考画像に良いかも知れませんね。
・カフェレーサー
・ストリートルック
が３大人気のカスタムのようですね！
vaya.con.fordさんのGB250クラブマンはカフェレーサーとして凄く綺麗にまとまっているカスタムですね。GB250クラブマンはカフェカスタムとして非常に人気です。
見た感じのカスタムだと
・ハンドル
・シート
・ミラー
・メーター
・タイヤ
ですね。
マフラーは純正のようですが、逆にそれのおかげで、綺麗にまとまっており、とてもカッコいいですね！
asakaerlunさんのGB250クラブマンはストリートカスタムに、エンジンのチューニングとまた様々なカスタムが施された、こだわりの車体です。ストリートカスタムはカフェカスタムと一緒でGB250クラブマンのカスタムとして人気です！
もはやクラブマンだったのか？と言える程ですが、マット調なタンクは非常に上手くなじんでいて、隣に並んだら声をかけたくなってしまいますね！
_theamax_GB250クラブマンはまさにボバースタイルのカッコよさですね。もはや原型が分からない程のカスタムですが、大人な雰囲気でまとまっていて、黒マフラーが見事になじんでいますね。
個人的には非常に好きなタイプ！ 最近話題の新型レブルをクラシックに全振りした感じとも思えます！
もし興味があるならGB250クラブマンのブログも覗いてみよう
GB250クラブマンを持っている人も持っていない人もみんからで覗いてどんなカスタムをしているのか見てみて下さい。
GB250クラブマン人気のカスタムの一つ「ヨンフォア仕様」も載っているので見る価値アリです！
クラブマンの人気のカスタム内容としては
・ハンドル
・ヘッドライト
・シート
・ミラー
・ホイール
が人気の様ですね。
GB250クラブマンのカスタムショップはあるの？
専門店ではありませんが、GB250クラブマンのような車体を主としてカスタムをしているショップが一つあるようですね。
特に目立っていたのはMOTOR GRAGE GOODSさんというお店です！
上記のサイトからCUSTOM PARTSの欄をチェックして、GB250クラブマンの所に行けば、見ることが可能です！
大阪の府中市にあるようなので、近くの人は覗いてみるのもありだと思いますよ。
クラブマンの中古相場は？お得に買うには？
GB250クラブマンの中古相場は、2020年9月の33万円から2021年11月には48万円へ約15万円値上がりしています。
新型クラブマン、GB350の発売が2021年4月、GB350Sが7月に発売されたので、合わせて250も注目度が上がっている模様です。
→ホンダ公式サイト
GB250クラブマンはカスタムベースとしても人気は高く、カスタムされた車両は100万円以上の値段がつくこともあります。
ただ、車検のない250ccであることや頑丈なエンジン、軽快な走り、魅力的なデザイン、足つきの良さなど、カスタムベースとしての幅広さなど考えれば、妥当な価格とも言えるでしょう。
各メーカーがオールドルックな車両を多く発売している昨今、改めて注目されています。
また、コロナの影響もありバイクの供給量が少なくなっていることから、さらに中古相場も上がっています。
もし買い替えをご検討であれば、持っている車体を少しでも高く売れるかどうかがカギになるので、画像だけで全国から査定ができるカチエックスを是非ご検討下さい。
GB250クラブマン中古のお得情報まとめ
・1万kmくらい過ぎている車体がおすすめ
・３万km前後は駆動部品が寿命近いので少し注意
・35万くらい見積もれば大体買える
・買い替えをするなら一括査定サービスで一度自分の車体相場を調べてみる。
GB250クラブマンの乗り方
GB250クラブマンは頑丈で、本当に普通に乗っていれば大丈夫なバイクです。
3000km、3か月事にオイル交換をして、カバーをきちんとかけてあげるだけ。
特段変わった事はありませんが、少し面白い質問が懐かしいmixiでされていました。「クラブマンの正しい乗り方」という題名で質問をされてますね。
内容としては「高回転に一気に持っていくには？」「何千キロ回転が良い？」と誰か質問しそうでしない内容になってるので一読の価値はありそうです。
クラブマンの正しい乗り方↓by mixi
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=28326&id=3691636
GB250クラブマンでツーリングに行ける？
クラブマンは単気筒の中でも高回転に向いているので、2~４気筒スポーツマシンの中にでも入らなければツーリングは大丈夫そうです。
そのままではあまり積載できませんが、後部座席は比較的平面なので、サイドバックを付けるのも苦労はしなさそうですね。
ですが単気筒なので、高速域のうるささ、振動は流石に抑えきれないので、100km以上は人によってはストレスになる可能性もあるので注意が必要です。
古いバイクだけどメンテナンスは大丈夫？
最新でも96年までの販売なので20年モノの旧車が当たり前のGB250クラブマン。
しかし先程も述べた通り、頑丈なエンジンで単気筒という比較的構造が簡単なエンジンをしているので、特段気を付ける事はありません。
ただFI車では無くキャブ車なので、長いこと乗らない間はガソリンをキャブから抜く等、神経は使った方が良いと思いますね。
オイル交換、長期間乗らない期間乗らない日に気を付ければ、面倒のかからない良き相棒になるでしょう。
GB250クラブマンまとめ
オーソドックスかつ個性も出せる万能バイクなバイクがGB250クラブマン、その細くも無骨さも残す車体が人気の秘密でしたね。
非常に筆者自身も好きなバイクで初バイクとしてゼルビス、カタナ250、GB250クラブマンと並べて悩んでいました。
７台乗り換えた今でも、初バイクとしても非常に良いバイクだと思いますね！
もし乗り換えや売却を考える際は、写真だけで高額売却ができるカチエックスの利用を検討してみて下さい。
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