アップスからKATIXへ

みんなは「ヤエ―」する?しない?バイク乗り同士の交流について聞いてみた

みんなは「ヤエ―」する?しない?バイク乗り同士の交流について聞いてみた

バイクでツーリング中などにすれ違う時、皆さんは「ヤエ―」しますか?

ヤエ―とはバイク乗りのあいさつで、バイクですれ違う際にお互いに合図をしあうことです。

バイク乗りのコミュニケーションとして、良く行われる一方で「ヤエ―が苦手」という意見もあります。

今回はバイク乗り89人に「ヤエ―」とバイク乗り同士のコミュニケーションについてアンケートを実施しました。

いろいろな意見が上がってきて、面白い結果になってます。

  目次 閉じる  開く 

ヤエ―とは

ヤエ―とは

そもそも「ヤエ―ってなに?」という方もいらっしゃるかもしれません。

今回アンケートを実施したなかでも、ヤエ―を知っている人は約7割でした。

ヤエ―とは、1990年代ぐらいから流行り始めたバイク乗り同士の挨拶です。

ツーリング中などに、バイク同士ですれ違うとき「ピースサインを向けたり」、「手を上げる」など合図を送ります。

見知らぬバイク乗りでもこういった挨拶を交わすことができると、「仲間」って感じがしますよね。

もともと、ネット上で「Yeah」を「Yaeh(ヤエ―)」と打ち間違えた人がいたことから、こういった挨拶をヤエ―と呼ぶようになったそうです。ヤエ―は日本のバイク乗りだけに通じるバイク用語ということですね。。

ツーリング中などにヤエ―は「する?」「しない?」

バイク乗りはツーリング中などにヤエ―をしているのですが、実際にやることがあるのか、されたことがあるのかを聞いてみました。

ヤエ―したことがある方も、されたことがある方もだいたい60%から70%くらいでした。バイク乗りの多くが「ヤエ―」を実際に体験したことがあるということですね。

ヤエ―されたら返す?返さない?

では、ヤエ―されたら返すかどうかはどうでしょうか。

約半数の方は「状況による」と回答しています。

30代 女性
基本的には返すようにしているが、安全運転を最優先しており、路面状況などによっては返さない時もあるため。
40代 男性
基本的にはヤエ―をしてもらったら返します。ただ状況によっては返せない時もありますので、その時は心の中で返答しています。
40代 男性
できるだけ返したいが交差点横断中やクラッチ操作中は危険なので返せない、もしくは会釈のみ

バイクに乗るときは安全運転が一番大事です。ヤエ―をもらっても状況次第では返せないと考えている方が多いですね。

状況によるという方もできる事なら返したいという方が多かったです。約9割のバイク乗りはヤエ―されたら返したいと思っています。

「ヤエ―はうざい?」好きか嫌いか聞いてみた

ヤエ―を経験したことがある人が多い一方で、ネット上では、正直ヤエ―がうざいという投稿がされていることがあります。

実際にバイク乗りの皆さんがどのように感じているのかを聞いてみました。

アンケート結果では75%が「好き」もしくは「どちらかと言えば好き」と回答しています。一方で、「嫌い」は2.2%しかいませんが、「どちらかと言えば嫌い」と回答した方は21.3%いました。

あなたはこの結果をどのように感じましたか。「やっぱり好きな人が多いんだな」「嫌いな人も結構いるんだな」など様々な意見があるかと思います。

「好き派」と「嫌い派」になぜそう思うのかを聞きました。

ヤエ―が好きな理由

40代 男性
知らない相手に手上げて挨拶すると相手も返してくれるから気分がスッキリします。
50代 男性
昔からライダー同士すれ違う時に交わす文化になっていると思うから
40代 男性
ライダー同志、心が通じ合う感じがしますし、感じもよいと思いますので好きです。
20代 男性
バイク乗り同士しか通じないから特別感がある

ヤエ―が好きと回答している人は、ヤエ―の通じ合っている感じやバイク乗り同士の特別感がいいと感じている人が多かったです。

バイクですれ違うほんの短い間ではありますが、走っている解放感に加えてちょっとした刺激があると楽しいですよね。

ヤエ―が嫌いな理由

50代 男性
走行中あぶないから。
30代 男性
挨拶しないと感じが悪いと思われる風潮が嫌だから
20代 男性
ヤエーをする余裕がないから
50代 女性
知らない人とのコミュニケーションは怖い。
50代 男性
恥ずかしいから

ヤエ―が嫌いな方の意見もいろいろとありました。多かったのが、「危ないから」という安全面についてです。

ヤエ―は走行中の挨拶なので、短い時間ですが手放し運転になります。安全面から「嫌いだ」と感じている人はいるでしょう。

また、「ヤエ―する余裕がない」、「恥ずかしい」などの意見もありました。ヤエ―を経験したことがないライダーだと最初の一歩を踏み出すハードルはありますね。

好き派の意見も嫌い派の意見、どちらも「なるほど」と思えることが多いです。いろんな考え方があることを理解したうえでヤエ―したいですね。

バイク乗り同士のコミュニケーションについてはどう?

バイクは「知らない人との交流」が多い趣味のひとつです。今回紹介したヤエ―に限らず、高速道路のサービスエリアでの会話など、初対面で話す機会も多いですよね。

こういったバイク乗り同士のコミュニケーションについてどのように感じているのかも聞いてみました。

他のバイク乗りと交流したいと思うか

他のバイク乗りと交流したいかについては結構意見が割れましたね。

全体の3分の2くらいの人は他のバイク乗りの交流したいと考えている一方で、3分の1くらいはあまり交流したくないと考えているようです。

こちらもそれぞれどのような意見があるのか聞いてみました。

他のバイク乗りと交流したい派の意見

40代 男性 SR400
深い交流はあまり求めていませんが、ヤエーをしたり、コンビニや道の駅等で休憩している時に話しかけたり、話しかけられたりというのは気持ちのよいものだと思います。
40代 男性 セロー250
バイクについての知識の情報共有が出来たり、観光スポットの穴場を教えてくれるから。
20代 男性 トリシティ125
自分の知らない知識や同じバイク好きとしてバイク好きとしか話せないような会話があるため
20代 男性 ドラッグスター250
その方が乗っているバイクのこだわりポイントなど、バイク談義がしたいです!
30代 女性 レブル250
女性のバイカーはまだまだ少ないから

バイク乗り同士の交流でよかったエピソード

「交流したい」という方にバイク乗り同士で交流した良かったエピソードを聞きました。

休憩中に居合わせたバイク乗りグループと会話をして仲良くなり後に一緒にツーリングをした
交流ではありませんが、白バイの警官に声をかけられ、わたくしのバイクが懐かしかったらしく、少しお話ししたことが印象に残ってます。
ツーリングの出先では大体SAやPAでもそうですが、大体バイクはバイクで止めるのが固まっているから、そこへバイクを止めた時にお互いマジマジとお互いのバイクを眺めながらバイク談義やツーリング情報を話す事があります。
バイクで峠を攻めていた頃、そこでバイク仲間ができてチームを作りサーキットで走った経験があった

やはり、何気ない会話から連絡先を交換して後日走りに行くのはすごく楽しいですし、いい出会いですね。

他のバイク乗りと交流したくない派の意見

交流したくない派の意見も聞いてみました。

50代 男性 シャドウ400
バイク乗りというより、他人とコミュニケーションをとるのが苦手なので。なのでバイク乗り相手でも、見知らぬ人は苦手。
40代 男性 SV650 ABS
まぁ1人でのんびり走りたいので
30代 男性 SR400
自分一人のバイクライフが好きです。
20代 女性 レブル250
男性と交流するのは抵抗があるから。

交流したくない人は、一人でバイクに乗るのが好きな方が多かったです。ソロツーリングが好きな人もいれば、大勢で走るのが好きな人もいますよね。

ヤエーに好意的なライダーは多いので、余裕があれば試してみると良い出会いがあるかも!?

今回バイク乗り89人に「ヤエ―」と「バイク乗り同士の交流」について意見をいただきました。

どちらも多くの人が好意的にとらえる一方で、「ちょっと苦手...」と感じている方もいるようです。

あなたはどのように感じましたか?

バイクの楽しみ方は人それぞれ。お互いに尊重して楽しみたいですね!