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【2024年版】400ccスーパースポーツおすすめ10選【選ぶポイントも解説】

【2024年版】400ccスーパースポーツおすすめ10選【選ぶポイントも解説】

「400ccでかっこよくて速いスポーツバイクが欲しい」

そんな人におすすめできるバイクジャンルが「スーパースポーツ(SS)」です。

結論、バイクにスポーツ性能とカッコよさを求める人にはスーパースポーツが一押し。

この記事では400ccスーパースポーツの魅力や選び方、おすすめ車種を解説していきます。

読み終わる頃には欲しいバイクが出てきていることでしょう。

バイクの購入や乗り換えを考えてる方はぜひ参考にしてください。

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400ccスーパースポーツバイクの特徴

まずは400ccスーパースポーツ(SS)バイクの特徴を解説します。

  1. スーパースポーツの定義(レーサーレプリカとの違い)
  2. 400ccスーパースポーツバイクの特徴
  3. 400ccスーパースポーツバイクのメリット・デメリット

これらを順番に解説していきます。

スーパースポーツの定義とは?【レーサーレプリカとの違い】

スーパースポーツと似たジャンルにレーサーレプリカがあります。

それぞれの定義は

スーパースポーツ(SS)
  • 2000年代以降に発売された600cc以上のフルカウルスポーツバイク
  • 2010年頃から中型で流行ってきたフルカウルスポーツバイク

レーサーレプリカ
  • 1980~90年代前後に発売された250~400ccのフルカウルスポーツバイク

というのが一般的です。

イメージは似ていますがそれぞれジャンルの生い立ちは明確に違います。

べースになったプロトタイプのレーサーがあればレーサーレプリカ

スーパースポーツとレーサーレプリカを見分ける方法は、ベースになったプロトタイプのレーサーバイクがあればレーサーレプリカです。

プロトタイプのレーサーとは、レースで勝つことだけを目的とした市販されていないバイクのこと。ホンダで例えればGP500時代のNSR500・NSR250やMotoGPのRC212Vです。

1985年式NSR500 ▲の画像は1985年式NSR500、引用元:ホンダ公式

2ストロークの名車NSR250Rはレース専用車両NSR250のレプリカですので、[レーサーレプリカ]と呼びます。

スーパースポーツはプロトタイプのない市販車

スーパースポーツの由来はWSBK(スーパーバイク世界選手権)で戦っていたバイクです。

WSBKは「市販車ベース」の世界最高峰バイクレース。つまりスーパースポーツは市販車を改造して戦うレースが由来のバイクなのです。

▲の画像はZX-10RR、引用元

スーパースポーツはNSR500のようなプロトタイプをベースにしたバイクではないので、レーサーレプリカとは生い立ちがまったく違います。

ただ最近は、MotoGPの技術をCBR1000RRに取り入れているので、スーパースポーツとレーサーレプリカのジャンルを使い分けることはあまり意味がありません。

そのため本記事ではレーサーレプリカもスーパースポーツとして紹介しています。

車両の特徴

一般的なスーパースポーツの特徴を踏まえた上で、400ccスーパースポーツバイクならではの特徴

  • エンジンの気筒数はシングル~4気筒と幅広い
  • 大型SSからどこまで性能をフィードバックするかで値段が変わる
  • エントリー向けのバイクなので値段が大型SSより比較的安い
  • 街乗りでも十分楽しめるエンジン特性
  • KTMなど外車も選べる排気量

のようなものがあります。

大型よりも値段が安く、国産から外車まで幅広く選べて性能的にも問題ないのが400ccスーパースポーツの魅力ですね。

400ccスーパースポーツのメリット・デメリット

400ccスーパースポーツバイクの特徴を踏まえて、メリットとデメリットは下記のとおりです。

メリットデメリット
・初心者でも十分乗りこなせる敷居の低さ
・タイヤ代などコスト面で大型よりお得
・公道でスポーティに楽しむにはちょうど良いパワー
・スーパースポーツとしてはパワーがもう少し欲しい
・長時間乗るには少し姿勢がキツイ
・転倒したらカウルが傷付きやすい

ただ、デメリットはあくまで初心者が感じるものが大半です。

大型にはない魅力が400ccスーパースポーツにはあるので、乗っているうちにデメリットを感じなくなる人も多いですよ。

400ccスーパースポーツバイクを選ぶ際のポイント

ここからは400ccスーパースポーツを選ぶコツを解説していきます。

4気筒が欲しいなら一昔前のレーサーレプリカ

2022年9月現在400ccでは、4気筒エンジンを積んだ新車のスーパースポーツは買えません。

4気筒エンジンのバイクは中古から選ぶしかありませんので、まずはどのタイプのエンジンが良いかを決めましょう。

シングル〜2気筒エンジンなら新車の中から選ぶことができます。

オールマイティさが欲しいなら最近のSSを選ぶ

一昔前の400ccレーサーレプリカは当時のレース人気のため、カリカリのレース志向の味付けの車両がほとんどです。

対して新車で買える最近の400ccのSSは、デザインは攻撃的に見えるかもしれませんがスポーツ性が高い中にもオールマイティな懐の深さがあります。

時代によって「スポーツバイク」の味付けがかなり違うので、自分が欲しいバイクの方向性で選んでください。

シングルエンジンが良いなら外車を選ぶ

国産400ccスーパースポーツの中にはシングルエンジンのバイクがありません。(2022年9月現在)

400ccシングルエンジンのバイクは4気筒と比べるとクセがありますが、ピックアップの良い加速など他のバイクにはない魅力があるのも事実。

外車なら新車でシングルエンジンを搭載したスーパースポーツも選べるので、選択肢に入れるのも悪くないですよ。

おすすめの400ccスーパースポーツバイク10選

ではここからおすすめの400ccSS(スーパースポーツ)バイクを10車種紹介していきます。

Ninja400/Kawasaki(2気筒)【脱スペック主義の優良ミドルスポーツ】

(スペックは2020年式のもの)

型式2BL-EX400G
メーカー希望小売価格660,000円
カラーメタリックスパークブラック×メタリックマットグラファイトグレー
全長(mm)1990
全幅(mm)710
全高(mm)1120
シート高(mm)785
車両重量(kg)167
総排気量(cc)398
最高出力48PS/10,000rpm
最大トルク3.9kgf・m/8,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・DOHC
燃費32.0km/l(60km走行時)、24.8km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)14

2018年EX400G型としてフルモデルチェンジをしたNinja400。

Ninja400Rというバイクは2010年からありますが、同じ名前でも年式によって設計思想が全く違う3つのモデルがあります。

▼2010~ Ninja400R(EX400C・EX400D)

▼2014~ Ninja400(EX400E・EX400F)

▼2018~ Ninja400(EX400G)

3モデルのうちEX400C~EX400Fは650ccのER-6nというバイクをスケールダウンして設計され、ツアラーとしての味付けでした。

対して2018年に出たEX400G型のNinja400からはスーパースポーツとして設計されていて、一番の大きな進化は2014年型のNinja400から37kgも軽量化されているところ。

400ccと1000ccのバイクを比べても、普通37kgの重量差はありません。同じ車種名でここまでキャラクターを変えてきたバイクはかなり珍しいと言えます。

EX400G型のNinja400はクラス最高の馬力を発揮させることをあえてしないで、使いやすいパワーとギリギリまで軽量化させた車体を組み合わせました。

モトジムカーナ界で有名な作田選手がメインで採用している実績から、EX400G型Ninja400の実力が証明されていますね。

引用元

YZF-R3/Yamaha(2気筒)【主役はR25じゃない!R3が本流】

(スペックは2021年式ABS付きのもの)

型式2BL-RH13J
メーカー希望小売価格625,000円
カラーシアンメタリック6
全長(mm)2090
全幅(mm)730
全高(mm)1140
シート高(mm)780
車両重量(kg)170
総排気量(cc)320
最高出力42PS/10,750rpm
最大トルク3.0kgf・m/9,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・DOHC
燃費41.3km/l(60km走行時)、27.6km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)14

▲2014年YZF-R25のエンジンをスケールアップし320ccとしてデビューしたYZF-R3。

増えた70ccの排気量はエンジン全体のトルク感向上に使われました。

  • 全域パワフルなR3
  • 回してなんぼのR25

といった棲み分けがされています。

R3は欧州の免許制度向けなので、日本では中途半端な排気量かもしれません。

R25に乗ったときに「もう少しだけトルクがあったら完璧なバイクだ」と感じる人には、ベストチョイスなバイクです。

2019年フルモデルチェンジでデザイン大幅変更

2019年R25と共にデザインを大きく変えフルモデルチェンジします。

  • 新型のメーター
  • LEDのヘッドライト&テールライト

などを搭載し進化しました。

新型の特にかっこいいところは、やはりコックピットとトップブリッジのデザインでしょう。

トップブリッジの肉抜きはまるでMotoGPマシン。

ヤマハらしい高級感のある優れたデザインは、中型バイクだということを感じさせない仕上がりですね。

RC390/KTM(単気筒)【オーストリア流ミドルスポーツの解答】

(スペックは2021年式のもの)

メーカー希望小売価格729,000円
カラーホワイト
全長(mm)1995
全幅(mm)705
全高(mm)1099
シート高(mm)820
車両重量(kg)158
総排気量(cc)373.2
最高出力44PS/9,500rpm
最大トルク35N・m/7,250rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・単気筒・DOHC
燃料供給方式フューエルインジェクション

2014年に登場したRC390は、373.2ccの水冷単気筒エンジンを搭載したマシンで、MotoGPのMoto3クラスを沸騰させるデザインでデビューしました。

KTMのメーカーとしてのキャッチコピー[Ready to Race]を体現したようなバイクです。

直線を生かしたアグレッシブなデザインと元気の良い高回転シングルエンジンの組み合わせは、ミドルスーパースポーツのお手本と言えるようなパッケージング。

国産派の人も一度はディーラーに訪れて試乗してみることをおすすめします。

KTMは街中でもよく見かけるので、日本人に合うマシンとして受け入れられていますね。

RVF(NC35)/Honda(4気筒)【令和時代でも最強の400cc】

(スペックは1996年式のもの)

型式NC35
メーカー希望小売価格780,000円
カラートリコロール
全長(mm)1985
全幅(mm)685
全高(mm)1065
シート高(mm)765
車両重量(kg)183
総排気量(cc)399
最高出力53PS/12,500rpm
最大トルク3.7kgf・m/10,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・V型4気筒・DOHC
燃費30.0km/l(60km走行時)
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)15

1994年VFR400R(NC30)をフルモデルチェンジさせてRVF(NC35)が発売されました。

前後17インチタイヤと倒立フォークを採用し、車体全体にも手が入っています。

「ただのモデルチェンジではなく全く別のモデルに進化した」との意味から、ホンダは車名まで変えて400cc最強マシンになったことをアピール。

コックピットの両側をエアインテークのためのインレットダクトがまたいでいて、令和時代のバイクとは違うレーシーな雰囲気を醸し出しています。

引用元

RVF(NC35)は750ccのRC45と共同開発

RVF(RC45)とはWSBKで勝つための750ccのレーサーレプリカで、4ストローク世界最強を目指す最高峰マシンです。

▲1994年式RVF(RC45)

RVF(NC35)はRC45と共同開発してこだわり抜いた設計なので、新車価格は78万円と当時の400ccにしてはかなり高額になりました。

世界最強マシンRC45の価格が200万円なことを考えれば、共同開発の400ccRVFはかなりお買い得価格なので売れるだろうとホンダは予想しましたが、当時そこまではヒットせず。

原因はいくつかあります。

  • ブームがすでに去っていたこと
  • 自主規制が入った53馬力というパワー
  • 400ccの国内レースが廃止に

RVF(NC35)は球数が少なく現代はプレミアがついており値段が高騰しています。

なぜ戦う場所がないV4をホンダは市販したのでしょうか。理由はホンダがV4エンジン搭載バイクこそ最高のスポーツバイクだと考えているから。

証拠にMotoGPのプロトタイプはずっとV型エンジンを採用しています。

ZXR400/Kawasaki(4気筒)【現役当時は全日本レースで大活躍】

(スペックは1989年式のもの)

型式ZX400H
メーカー希望小売価格686,000円
全長(mm)2035
全幅(mm)705
全高(mm)1125
乾燥重量(kg)162
総排気量(cc)398
最高出力59PS/12,000rpm
最大トルク4.0kgf・m/10,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃料供給方式キャブレター

1989年ZX-4をフルモデルチェンジさせZXR400が誕生しました。同じ時期にレトロデザインのゼファー400を発売したメーカーとは思えないほど、完全なレース志向のスーパースポーツバイクです。

国産4メーカーの中では最後発の400ccスーパースポーツだという反動からか、最もカリカリなレーサースタイルとして設計されています。

クラス初の倒立フォークを標準採用するなど、ライバル車を一気に飛び越える性能で華々しいデビューを飾りました。

さらに1991年1993年とモデルチェンジを繰り返し進化を続け、最強の400ccとして人気を獲得しレースでも大暴れしました。

特にプロダクションモデルのZXR400Rはボディカラーがライムグリーンしかなかったこともあり、サーキットが緑一色というような状態で「バッタしかいない」と言われたほどです。

CBR400RR/Honda(4気筒)【RRの名前が付いた初めてのマシン】

(スペックは1994年式のもの)

型式NC29
メーカー希望小売価格739,000円
カラートリコロール
全長(mm)1990
全幅(mm)670
全高(mm)1080
シート高(mm)750
車両重量(kg)180
総排気量(cc)399
最高出力53PS/13,000rpm
最大トルク3.6kgf・m/10,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃費32.0km/l(60km走行時)
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)15

▲1988年にCBR400Rを進化させ登場したバイクがCBR400RR(NC23)です。

当時人気絶頂だった400ccクラスの覇権を得るために、初めてRR(ダブルアール)の名前が付けられた記念碑的な400ccマシン。

当時CBR900RRも開発中でしたが、売れる台数が段違いのためCBR400RRが先に【RR】と命名されました。

▲1992年式CBR900RR

CBR400RRは初めてのRRにふさわしく設計が先進的で、当時最先端の素材であるアルミを車体各所に採用しています。

ホイールはもちろんマフラーもアルミ製なので400cc随一の贅沢な作りと言えますね。

現代でも「復刻して欲しい400cc」として、いつも話題に上がるバイクです。

NC29型が最終のCBR400RR

▼1990年NC29にモデルチェンジします。

低重心化によるハンドリングの向上を狙ったLCGフレームを採用し、さらに完成度を高めてきました。 NC29を最終型としてCBR400RRは新型が出ていません。

この後は2013年にCBR400R(2気筒モデル)が発売されますが、400ccクラスでは今だにCBR400RRの系譜は途切れたまま。

400クラスでRRに乗りたい人はNC29の最終型を検討してください。

FZR400/Yamaha(4気筒)【デルタボックスフレームの安定感】

(スペックは1988年式のもの)

型式1WG
メーカー希望小売価格719,000円
カラーシルキーホワイト
全長(mm)2025
全幅(mm)685
全高(mm)1160
シート高(mm)760
車両重量(kg)191
総排気量(cc)399
最高出力59PS/12,000rpm
最大トルク3.9kgf・m/9,500rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃費52.0km/l(60km走行時)
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)18

1988年に2世代目のFZR400が発売されました。

  • ヘッドライト両脇のダクトから冷たい空気を導入するFAI(フレッシュエアインテーク)
  • 排気圧をバルブで調整するEXUP(エグザップ)

など先進的な技術を標準装備した革新的なマシンです。

翌年の1989年に微調整が入り名前がFZR400Rに変更。内容は

  • デルタボックスフレームが更に進化
  • リアのスイングアームが補強がないアルミタイプに変更

かなりコストがかかったマイナーチェンジです。

▲1990年にFZR400RRとなり3世代目に進化

最後のFZR400であり、シリーズ最強のマシンです。

フロントフォークの太さはFZR1000と同じと極太。デザインはファクトリーマシンYZR譲りになりました。

最終モデルはさらにレース仕様のパーツを換装したSPグレード(当時の価格は89万円)も選べます。

GSX-R400R/Suzuki(4気筒)【素人お断りな超本格派レーサーレプリカ】

(スペックは1995年式のもの)

型式GK76A
メーカー希望小売価格739,000円
全長(mm)1995
全幅(mm)710
全高(mm)1060
シート高(mm)750
車両重量(kg)190
総排気量(cc)398
最高出力53PS/12,000rpm
最大トルク3.8kgf・m/9,500rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)16

▲1989年GSX-R400が前後17インチホイールになりマイナーチェンジしたバイクがGSX-R400R。

GSX-R400シリーズはライバルのマシンの中で最もポジションがきつくレーシーだとして有名なバイクです。

1984年に400ccクラス初のスーパースポーツGSX-R(GK71B)が登場してから400ccにSSブームが起きたので、GSX-R400シリーズは400ccスーパースポーツの元祖と言えますね。

▲1984年式GSX-R(GK71B)

最後までアルミクレードルフレームで通した

▲GSX-R400Rは1990年に最後のフルモデルチェンジをしてGK76A型へと進化。

ライバル車がツインスパーフレームへと進化する中で、敢えてアルミダブルクレードルフレームを採用し続けました。

理由は兄貴分のGSX-R750Rがアルミのダブルクレードルフレームを採用していたから。

▲1986年式GSX-R750R

GSX-R400R最終モデルはさらにスパルタンの設定で、歴代の400ccスーパースポーツの中でもっともポジションがきつく設定速度が高い玄人向けのSSと言えます。

GSX-R400Rは400ccクラスで一番レーシーなマシンが欲しい人に一押しの一台ですよ。

RG400Γ/Suzuki(4気筒)【GP500マシンに最も近い市販車】

(スペックは1986年式のもの)

型式HK31A
メーカー希望小売価格659,000円
全長(mm)2100
全幅(mm)695
全高(mm)1185
シート高(mm)770
乾燥重量(kg)158
総排気量(cc)397
最高出力59PS/9,000rpm
最大トルク4.9kgf・m/8,500rpm
エンジン形式水冷・2ストローク・スクエア4気筒・ロータリーピストンリードバルブ
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)22

レーサーレプリカRG500Γの400cc版として、1985年に登場したRG400Γ。RG500ΓとはWGP500のレーサーRGΓ500のレプリカマシンです。

中型免許でも乗れるRG400Γは、当時新車価格659000円と破格の値段で発売されました。

一般人でも「WGP500レプリカマシンが買える!」ということで予約が殺到。2ストビックレーサーレプリカとしては一番売れたモデルでもあります。

RG400Γはスズキだから発売できたリアルレーサーレプリカ

RG500ΓをWGP500レプリカマシンと呼ぶのは、スズキの営業文句ではありません。

本物のファクトリーマシンのRGΓ500をテスト分析することにより、公道版のRGΓ500として作られたのです。

ホンダやヤマハではレース部門と市販車部門の垣根がありすぎてここまで協力できないので、スズキだからこそ作れたバイクだと言えますね。

G310RR/BMW(単気筒)【日本導入に期待大!新時代ミドルSS】

r引用元

(スペックは2022年7月インド発表時のプレスリリースのもの)

シート高(mm)811
車両重量(kg)174
総排気量(cc)312.1
最高出力34PS/9,700rpm
最大トルク27.3N・m/7,700rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・単気筒・DOHC
燃料タンク容量 (L)11

2022年7月BMWのミドルスーパースポーツとして、G310RRがインドで発表されました。

2022年9月現在G310RRは日本導入がまだ決定していませんが、あまりに魅力的なスーパースポーツなので今回は番外編として紹介します。

G310RRはBMWがグローバル展開する310ccのロードスポーツで、同じ車体のG310RとG310GSに続く第3弾のバイクです。

▲G310R

▲G310GS

G310RとG310GSは既に日本導入されていることから、G310RRも日本に導入されると予想されています。

内容はかなり先進的で、当然のようにライディングモードやコーナリング対応のABSが搭載。

デザインも内容も非常に魅力的なミドルSSだと言えますので、日本に導入されることを期待しましょう。

まとめ:400ccのSSはこれから新しいフェーズに入る

今回は400ccスーパースポーツの選び方やおすすめ車種を紹介してきました。

400ccは一昔前のレーサーレプリカも魅力ですが、2000年以降にも乗ってみたくなるSSが多数発売されています。特にNinja400が発売されたことにより400ccのSSは新しいブームになりそうですね。

スーパースポーツはバイクの運動性能と優れたデザインの両方を楽しめる、昔から世界中で人気のジャンルです。

なかでも400ccのSSは

  • リーズナブル
  • 公道で楽しむのにちょうど良い車格と排気量
  • 外車にも魅力的な車種がある

といった魅力があります。

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【この記事を書いたライター】よしのパパ

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