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R1200GSのスペックや中古価格、歴史を徹底解説|バイク買いたい新書

R1200GSのスペックや中古価格、歴史を徹底解説|バイク買いたい新書

[工場出荷時からそのまま 世界一周の旅へ]

R1200GSとはドイツのバイクメーカーBMWが製造販売している、マルチパーパスというジャンルの大型バイクです。

非常に歴史が長いモデルで、遡ると1980年発売のR80G/S がルーツになります。 その後40年以上にわたり、大きくコンセプトを変えずに正常進化を遂げました。

そして2004年にモデルチェンジして発売されたのが、今回紹介するR1200GSです。

このモデルは、歴代で一番成功したモデルだと言えます。

世界中で愛され、ライバルメーカーに真似される元となったバイクであり、マルチパーパスというジャンル自体を作ったバイクであるR1200GSの解説をしていきます。

中古相場や歴史や評判なども紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

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R1200GS とは?

R1200GS とは?

[工場出荷時からそのまま 世界一周の旅へ]それが可能なバイクがR1200GSです。

RはRADの頭文字で、ドイツ語でバイクの意味。GSはドイツ語で「ゲレンデ・シュポルト(野山・スポーツ)」の頭文字。つまりR1200GSとは野山を駆け回るバイクということです。

GSの初代R80G/Sが発売された1980年当時、BMWはラリーのレースに多く参加していました。

ラリーで培われた技術をフィードバックして発売したR80G/Sは、オフロードだけではなく市街地でも高性能で乗りやすいと評価を受け現代の人気につながっています。

ちなみにダカールラリーでは、R80G/Sで優勝しています。ダカールラリーでの優勝は、世界一の走破性能があるということの証明になります。ダカールラリーの優勝でR80G/Sの知名度は確固たるものになりました。

1980年当時はオンロードとオフロード両方をカバーするバイクは存在しなかったので、マルチパーパスという新しいジャンルを開拓したことになります。それがGSという名前のバイクです。

GSという名前は現代にも引き継がれており、R1200GSが直属のGSの末裔ということです。

さらにR1200GSにはアドベンチャーというバージョンがあり、タンク容量とサスペンション ストロークがアップされたオフロード性能を上げた モデルも選べます。

独特のエンジン&足回り&駆動系が高性能と疲労軽減を両立

GSシリーズは長距離を走ったときの疲労度の少なさが抜群だ、という話をよく聞きますね。

R1200GSではありませんが基本設計が同じ思想のオンロードバージョンのR1200Sには、筆者は実際に乗ったことがあります。

R1200Sに乗った経験から、GSシリーズが疲れにくいバイクだと言われる理由がよくわかります。エンジンとサスペンションと駆動系の味付けのおかげで、とにかく 快適で疲れにくいバイクなのです。

疲労度が少ないバイクということは、タンデムが快適なバイクという意味でもあります。ただでさえ気を遣うタンデムですが、快適性が高いバイクなら二人とも快適にライディングを長時間楽しむことができます。

そのため二人乗りにおすすめなバイクとしてもR1200GSは良く紹介されています。

疲れにくい理由3つ
  • エンジン
  • フロント足回り
  • リアの足回り&駆動方式

エンジンは大型の水平対向エンジンを搭載、フロントサスペンションはテレレバーという独特の機構を採用しています。また 駆動方式は一般的なチェーンではなく シャフトドライブ&パラレバーを採用。

これらの相乗効果で通常のライバルのバイクとは乗り味と疲労感が全く違うバイクを生み出しているのです。

それぞれの仕組みとメリットはこの後解説します。

1170cc水冷式の水平対向エンジン

R1200GSには水冷式の水平対向エンジンが搭載されています。

シリンダーヘッドが左右に張り出していて、クランクシャフトが縦についています。これは直進安定性が高く、 低重心で長距離走行に優れたエンジン レイアウトです。

重量が増えることがデメリットなので小排気量のバイクには向きませんが、大型バイクであるR1200GSにはデメリットは現れにくいのです。

パラレバー&シャフトドライブ

引用元

駆動系では一般的なバイクに採用されているチェーンを使わず、シャフトドライブを採用しています。

重量が増えてしまいますが、遊びのあるチェーンとは違いアクセルのオンオフのギクシャクが皆無です。これがライダーの疲労軽減にとても役立っています。

車を運転してるときのアクセルのオンオフと全く同じだと思ってもらえば イメージしやすいでしょう。

チェーン駆動のバイクはアクセルの開け始めにギクシャクしがちです。丁寧にアクセルを変えれば緩和できますが、それはそれで気を使うのでやはり長距離になると疲れてしまうのです。

なお、シャフトドライブにはアクセルを空けるとリアが持ち上がってしまう癖があります。この癖をフレーム側に力を逃がすことによって解消しているのが、パラレバーという仕組みです。シャフトドライブの上についているアームがパラレバーです。

テレレバー

引用元

フロント側の足回りにもテレレバーという機構を採用しています。

見た瞬間にわかるくらい普通のバイクとは違うフロントサスペンションの形をしています。全体的にバイクというよりは、車の思想に近い仕組みです。

普通のバイクにはテレスコピックという、2本の筒が重なっているサスペンションが使われています。

テレスコピックはサスペンションを縮めることによって 旋回性能が増すのですが、旋回性能が増すことは同時に不安定になるとも言えます。

テレレバーの仕組みは サスペンションのバネの仕事とダンパーの仕事を独立させるというところにポイントがあります。 近い仕組みでは 自動車のマクファーソンストラットに近く、ノーズダイブを抑えて安定した性能を発揮できるのが メリットです。

いつでも安定した旋回性能を引き出すために独特のテレレバーという機構をGSは採用しているのです。

メーカーオプションで積載能力を大幅アップ可能

GSのコンセプトである世界中を旅できるバイクであるためには、多くの荷物が積めないといけません。 そのためGSにはメーカー純正オプションで高性能なパニアケースがあります。

パニアケースをつければ、*ビッグスクーターなど目じゃないほどの積載能力が手に入ります。 *

しかも ケースだけ外して目的地に持っていけたり、容量を調整出来たりと本当によく考えられて使いやすいケースです。

高級バイクにふさわしい快適機能の数々

R1200GSには高級バイクに必要な機能がすべて搭載されています。 これから、主要なものだけ紹介します。

電子制御てんこもり[エンジンマッピングとサスペンションモード]

引用元

長距離を走っていると、状況はどんどん変わります。

  • 急に天候が変わる
  • 路面状況が変わる
  • 荷物が増えたり減ったりする

このような状況の変化にバイクに乗ったまま対応できるようにする、電子制御でライティングモードとサスペンション設定の変更ができます。

ライディングモードとはエンジンのマッピングを変えられるモードです。アクセルをラフに開けてもマイルドに加速してくれたり、 レスポンスを良くしたりと 、ライダーの好みや状況に合わせて変更ができます。

ライディングモードは4つから選択可能
  • ROAD:通常
  • RAIN:雨天走行
  • DYNAMIC:フルパワー
  • ENDURO:オフロード

ライディングモードを変更すると同時に、トラクションコントロールの効き具合やサスペンションの設定も自動で変更してくれます。

ここでGSが特に素晴らしいと感じるところは ライディングモードの中にエンデューロ というオフロード専用の設定があるところ。舗装された道から不整地に入るときに一度バイクから降りなくて良いのです。

本来は一度バイクを止めてサスペンションを直接触って調整する必要がありますが、GSはバイクに乗ったまま手元のボタンでバイクの設定を大きく変えて走っていくことができる。 これがR1200GSの素晴らしいところです 。

さらにサスペンションは

  • NORMAL
  • SOFT
  • HARD

この三段階の設定ができて ライディングモードとは別に 乗り心地の硬さを選べます。

まさにかゆいところまで手が届く設計で、高級バイクと呼ぶにふさわしいですね。

クルーズコントロール

車では当たり前かもしれませんが、バイクではまだまだ 珍しいクルーズコントロールが付いています。

これも長距離の高速道路の走行では、かなり疲労軽減になります。

クルーズコントロールスイッチは上記画像の左ハンドル側の上の方の富士山のような形のスイッチです。

フロントスクリーン2段階調整

引用元

フロントスクリーンは2段階に調整可能です。手動ですが運転したままスクリーンの高さを変えられます。

ちなみにR1200GS前期型はスクリーン調整方法が違い、一度バイクを降りたほうがやりやすいようです。

シートの高さを調整可能[タンデムシートも調整可能]

快適性のためには ポジションをライダー 一人一人に合わせられないといけません。

R1200GSはライダーのシートを2段階に調整できる上に、なんとリアシートの位置も調整ができる機構がついています。

国産のバイクにはこういう思想はなかなかありませんね。

筆者がサーキットでR1200Sに乗ったときの印象

筆者はR1200Sに乗ったことがあります。 場所はサーキットでした。

R1200SはR1200GSとは違い、オンロードスポーツに振り切ったバイクです。そのためオフロードは考慮していません。それでも エンジンはGSと同じで、特徴である パラレバーと シャフトドライブ& テレレバーも全て同じです。

R1200Sに乗ってみてわかったことは、気合を入れなくてもハイペースで走れるし、安全であること。

バイクの性能の8割まで引き出すのであれば誰でも簡単にできる、という印象を受けました。

友人に借りたバイクでしたが膝をするまで倒し込みましたし、タイムを狙ってある程度攻め込んでみました。走り終わった後、不思議と全然疲れなかったのです。

個人的には逆に面白くないと思うぐらい楽に走れるのでとても不思議な印象のバイクでした。

今思えば GS のように旅バイクとしては優れた設計のバイクだったと思いますが、サーキット走行をするのであれば普通の設計のスポーツバイクの方が楽しさは上だったように思います。

R1200Sは楽すぎて「速く走っているぞー!」という感じが薄いのです。

これはある意味褒め言葉で、サーキットでスポーツライドをしていてもあまり疲れないバイクはなかなかありません。

逆に言えば疲れないで長距離走れる性能の裏返しだったのだと思います。

R1200GSの新車価格とスペック詳細

型式EBL-R12NA
メーカー希望小売価格(税込)2,199,000円
カラーアイスドチョコレートメタリック
全長(mm)2205
全幅(mm)935
全高(mm)1490
シート高(mm)850
車両重量(kg)245
総排気量(cc)1169
最高出力125ps/7750rpm
最大トルク12.7kg-m/6500rpm
エンジン形式水冷・4サイクル・水平対向2気筒・DOHC
燃費25.0km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)20

※上記のスペックは2013年式のものです。

R1200GSの中古価格相場

モデルケース中古価格

20960km
2004年式
898,000円

25145km
2014年式
1,450,000円

21587km
2018年式
1,830,000円

2004年と2014年で型式が新しくなると50万円ほど中古価格が上がっているのが分かります。

ただ、同モデルの2014年と2018年でも40万円ほど違うので、走行距離だけではなく状態でも価格が大きく変わる可能性がありますね。

売却を検討してる場合は、実際に査定をして確認するのが良さそうです。

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R1200GSの評判・口コミ

R1200GSに乗ったことがあるユーザーにアンケートを取り、乗り心地や感想を頂きました。

実際に乗っている方のリアルな評判や口コミになるので参考にしてみてください。

R1200GSは新車と中古どちらを買った?

R1200GSは新車と中古どちらを買った?

R1200GSは中古で購入した人が87.5%という結果でした。

購入価格は2009年式で80万円、2017年式で170万円までいました。

平均購入価格は100万円となっています。

ちなみに用途としてはツーリングメインで使っている人が100%と言う結果でした。

R1200GSは走りの良さを感じられるバイクという証拠ですね。回答者全員が「買って良かった」と語ってくれています。

R1200GSの乗りやすさは?

Ninja400の乗りやすさは?

R1200GSは走行性能の高さが4.5点と高評価でした。

燃費を求めるバイクではないので評価は低くなってますが、全体的にスコアが高い優秀なバイクと言うことが分かりますね。実際の燃費は20~25km/Lの人が多かったです。

ユーザーが感じるR1200GSの良いところ、悪いところ

実際にR1200GSに乗ったことがある人が感じるメリット、デメリットを載せます。

メリット

タイヤのサイズが幅広で安定した走りを実感できますし、雨や風の強い日でも心配せず長距離の運転ができる耐久性も気に入っています。(男性、40代)
風邪よけが良いため、長時間の走行でも疲れない。大きさのわりに操作しやすい(女性、30代)
どんな道でも走りやすい走行性の高さは非常に良かったですし、長距離のツーリングでも疲れにくく乗り心地が抜群でした。(男性、30代)
タイヤを含めた下部が安定していて、道路ならどこでも選ばず安定した走りが可能になっています。長距離運転でも疲れがすくなく、ツーリングに向くよいものでした。(男性、30代)
持っているだけで注目される。また走破性に優れていたと感じることが多々あった。(男性、50代)

長距離ツーリングや悪路でも安定した走りを発揮できることにメリットを感じてる人が多かったですね。

大型の割に扱いやすいところもポイントです。

デメリット

シートの座り心地がそれほど快適でないことが、ツーリングに使用する者にとってやや残念な点です。(男性、40代)
中古であれば燃費がそれなりに悪くなっていることがあった。メンテナンスが少々大変だった。(男性、40代)
チョイ乗りや町乗りでは目立ちすぎて乗りにくい。長時間は知らないとよさが出ない(女性、30代)
エンジン音が若干大きいので特に高速では気になりましたし、運転していて手に振動が伝わってきやすいのはデメリットでした。(男性、30代)
身長が170センチの自分には足付が悪い状態が多かった。また同じ大きさのバイクに比べると燃費は少し悪いかなと感じた。(男性、50代)

中古で買うと燃費が悪かったり、メンテナンスが大変と言ってる人が複数いましたね。同サイズのバイクと比べても燃費は良くはないので、コスパを最重視する人は微妙かもしれません。

また、良くも悪くも目立ってしまうので、街乗りで使いやすくはなさそうです。

R1200GSがおすすめな人

最後にR1200GSがおすすめな人をお聞きしました。

ロングツーリングを楽しめる人には絶対にオススメできる1台です。
ツーリングには最適なバイクだと思いますし、積載量もあるのでやはり長距離のツーリングをしたい方にはおすすめです。
長距離ツーリングを楽しみたい人におすすめです。舗装が悪い田舎道を走る場合にも良いので、田舎を走る人にも良いです。
見た目が一番だとおもいます。この車体をきにったら絶対買った方がいいです。
維持費はかかることを含めてツーリングを楽しみたい人向け。

ツーリングを楽しみたい人には間違いなくおすすめできるバイクですね。

デザインの唯一無二感もあるので、気に入ったら他では満足できなくなりそうです。

R1200GS のカスタム

ここからはR1200GSのオススメなカスタマイズを紹介していきます。

バイクが元々快適性を売りにしているバイクなのでカスタムも快適さ、便利さをアップさせるカスタムが多い傾向です。 また純正オプションが豊富なので、社外品まで手を出さなくても十分満足できると思います。

R1200GS の代表的なカスタム事例

引用元

↑のようなカスタムが人気です。

定番カスタムパーツ
  • バッグ
  • ハンドルガード
  • エンジンガード

ここからは特に代表的なカスタムパーツを紹介していきます。

R1200GS の代表的なカスタムパーツ

ここからは代表的なカスタムパーツごとに紹介していきます。

BMW製エンジンガード

R1200GSは水平対向エンジンなので転ぶと真っ先にエンジンヘッドが路面に接触します。

立ちごけ程度でエンジンヘッドが割れて自走不能にはなりませんが、重量のあるバイクですし心配な部分です。 ツーリング先で転んで自走で帰れなくなるくらいなら初めから対応しておきたいカスタムです。

BMW製サイドパニアケース

この純正パニアケースはかなり優秀で横側に容量アップすることができます。 荷物が少ないときは小さく使って、お土産が増えた帰りには容量を増やして使うことができます。

BMW製ロールバッグ

純正オプション品だけあってこのバッグは完全防水仕様です。

ツーリングでは旅先の宿までR1200GSで乗りつけて、リアに載せていたロールバッグだけを宿に持ち込むような荷作りをしておけば使い勝手も良いと思いますよ。

↑の画像の方はリアのケースの上にロールバッグを積載していますが、リアケースを持っていない人でもリアシートの上に積載すれば問題ありません。

R1200GS の歴史

ここからはR1200GSの歴史を解説していきます。

40年以上も続いているバイクの歴史を知ればきっとR1200GSがより魅力的に感じられるはずです。

R80G/S 1980年

1980年当時、BMWはアメリカの景気後退の波をモロに受けて会社の経営が傾いていた時代でした。

そこで当時、力を入れていたラリーのレースのレプリカを発売して再起を掛けました。 満を持して発売したのがこの R80G/Sです。

売り出してみたらオフロード以外での評価が高く、市街地での使い勝手がよく人気が出たため BMW を 破綻から救いました。それが今も GS が BMW のバイクの代表である証なのかもしれません。

当時 同じような状況であったトライアンフは破綻して潰れてしまいました。 (1983年に破綻するも2001年に復活)

R100/80GS 1988年

タンク容量をアップし、ラリーマシンとしてのイメージをさらに高めた モデルチェンジ。

1983年1984年1985年とラリーのレースで3連覇を遂げていた BMW が満を持して発売したラリーのレプリカマシンです。

大人気になることは約束されていたようなもので当然ヒットしました。

余談ですが BMW はR100GSを発売した頃からダカールラリーを脱退しています。 なのでR100GSは今でもコアな人気がある名車となっています。現役で戦っていた レプリカマシンというのはやはり一目置かれるのですね。

R1100GS 1994年

テレレバーを初採用して現代の GS っぽく 進化したR1100GS。

すでに世界中で実績があった テレスコピック方式のフロントフォークをあえて採用せず 、独自の仕組みを採用したのは BMW が足回りに強い こだわりを持っているという証でしょう。

テレレバーのデメリットは重くなることと スペースの関係でインチの大きい フロントタイヤを履けなくなることです。

ですがR1100GSからオフロード性能よりも オンロード 性能に注力し始めたので、 フロントタイヤのサイズが小さくなりました。

フロントタイヤのサイズが小さくなったタイミングに合わせてテレレバー採用が実現。

これが現代のGSのイメージである「オフロードもオンロードも市街地も高速道路も何でも走れるマルチパーパスバイク」が誕生した瞬間と言えます。

まさに世界を旅するためのバイクが誕生した瞬間ですね。

R1150GS 1999年

R1150GSはR1100GSの正常進化モデルと言えます。エンジンが少し大きくなり1130cc となりました。

ミッションも 6速化。そしてビッグタンクのアドベンチャーモデルも後に追加されます。

またヘッドライトが異形の二眼になったのも このモデルからです。異形の二眼ヘッドライトは評判が良かったようで 後にずっと採用されていますね。

R1200GS 2004年

排気量がさらに上がった R1200GS。** 歴代で一番売れたモデル**だと言えます。

先代のR1150から車両重量が25kgもダイエットしました。

R1200GSの車両価格は高級バイクなので200万円以上するのですが、 どうも 当時ドイツで売れているバイクの30%が R1200GS だったとか。

想像もできないほどの人気とシェアですね!

R1200GS 2013年

エンジンが大幅に モデルチェンジしました。

エンジンを水冷化し 吸排気の向きが シリンダーの前後から上下に変わりました。これにより膝のスペースが空き、さらにライダーの快適性 がアップ。

このあたりから

  • 電子制御サスペンション
  • モード連動ブレーキ
  • 可変スクリーン

など 快適装備が一気に進化しています。

R1200GSの購入を検討するなら、間違いなく水冷化した後期型をオススメします。

2022年現在は電子制御モリモリのバイクはいくつもありますが、R1200GSが先駆者だと言えるでしょう。

GSはユーザーだけではなく、世界中のライバルメーカーからも注目されているということですね。 そして2019年に、R1250GSへと進化を続けていきます。

乗り換え時には今のバイクを高く売るのも重要

今回はR1200GSについて、中古相場や歴史、ユーザーの評判をお伝えしました。

乗り換えを検討してる方は是非参考にしてみて下さい。

ちなみに乗り換えをする際は、今のバイクをいかに高く売るかも重要ですよね?

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全国のバイク業者から一番高い所を選ぶだけで、余計な交渉などはカチエックスのスタッフが代行。

バイクは基本的に保管してるだけでも価格が下がって行くので、一番高く売れる今のタイミングを逃さないようにしましょう。

価格に納得できなければキャンセルも可能ですので、まずはお気軽にお申込みしてみて下さいね。

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【この記事を書いたライター】よしのパパ