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【期間別】バイクを放置すると何が劣化し、どんな対策が必要になるの?

バイクはどれぐらいの期間放置していいのでしょう?

バイクを放置することになる理由は人それぞれです。例えば、免停など決まった期間に放置することになる場合もあれば、病気やケガなど乗れない期間がいつまで続くのか分からない時もあります。

結論、1ヶ月程度の放置なら、バイクが再び動く可能性は十分にありますが、1ヶ月以上の放置になると 対策が必要です。

ここでは、放置期間ごとに起きる劣化の症状と、具体的な対策方法をお伝えしていきます。

バイクはどう劣化し、どの程度の対策が必要?

以下では放置した日数や期間によって、バイクがどの程度劣化していくのかを説明していきます。

放置:1週間目

放置1週間目は「ディスクブレーキ」や「フロントフォークのインナーチューブ」などの「鉄部分」にサビが出てきます。

1週間ほどで出てくるサビは、布で簡単に拭き取れるレベルが多く簡単に取ることができるので除去します。

しかし、サビは一度出ると、ウイルスのように次もサビが出やすい状況をつくる原因になりますので、特に新車を購入した方は気をつけなければなりません。

できれば放置前にサビが出にくいワックスなどを使って洗車しておくのがベストですし、基本的には一週間程度の放置であれば、サビにだけ気をつけていれば大丈夫です。

放置:1ヶ月目

一ヶ月ほど経過すると、外装やフレームからもサビが出るようになります。

サビたまま1ヶ月放置すると、サビが金属を腐食させて穴が空けクレーターを作る原因になりかねません。この強力で厄介なサビはバイクの動きを鈍くしたり、バイクそのものの価値を下げることなるので、できれば毎週サビが出ていないか確認して取り除きましょう。

次に、タイヤの空気が抜け始めます。特に200kgを超える重い大型バイクになると、この頃には7割まで減っているでしょう。

タイヤについては、1ヶ月程度なら心配する必要はありませんが、空気は充填しておいたほうがタイヤに優しいです。

そして、バッテリーが劣化し始めます。新品に交換して1~3ヶ月のバッテリーなら、1ヶ月程度で劣化して故障することはほとんどありませんが、交換してから1年以上経ってるバッテリーは劣化しやすいので、1ヶ月目にはバッテリーを充電することをおすすめします。

まとめると、先に一ヶ月放置することが分かっているときは、1週間毎にサビが出ていないか確認し、簡単なサビは拭き取って状態を維持しましょう。

放置:3ヶ月目

3ヶ月目になるとタイヤが劣化が本格化します。タイヤ側面の「サイドウォール」に亀裂が入り、タイヤの空気は5割程まで減ることもあります。

半年先まで何もしないとタイヤが変形して使い物にならなくなる可能性がありますので、3ヶ月目にはタイヤを半回転させてタイヤへの負荷を分散させます。また、空気入れが抜けた分は充填しておきます。

すでに劣化していて溝が少ないタイヤなら、後で交換することになるのでタイヤの対策は手を抜いても良いです。 しかし、まだ溝があり、交換してばかりのタイヤは手入れしたほうがお財布に優しいです。

ちなみに、バイクによってはセンタースタンドがあるので使ったほうがタイヤが長持ちしやすいです。

放置:6ヶ月目

6ヶ月目になるとガソリンが腐り始め、液状化してエンジンがかからなくなる故障原因になるので、ガソリンを交換する必要があります。

また、ガソリンが揮発してタンクが一部空気に触れることでタンク内部がサビ始めてきます。本格的に錆びるとタンクを交換することなりかねないので、6ヶ月目にはガソリンは必ず交換し、ガソリンタンクは満タンにしておきます。

その他にもタイヤの空気が抜けて変形の原因になるので、タイヤを半回転させて負荷を分散させます。 また、6ヶ月目になると新品のバッテリーでも劣化するので、充電しておくのがおすすめです。

放置:1年目

放置1年後でも、ガソリンさえ6ヶ月ごとに交換していれば、バッテリーを新調して問題なくエンジンを動かすこと事は十分に可能です。

しかし、何も手入れせずに放置した場合や、サビを放置すると部品が劣化し、元の綺麗な状態に戻すのは困難になります。 また、サビは部品を痛めて間接的にエンジンの故障を招くので、修理して直すことはできても数十万単位で費用がかかります。

もし、1年間バイクを放置するのであれば、これまで説明してきた、各期間ごとの対策を適切に行いましょう。 そうすれば、仮に1年後でもバイクが問題なく動く可能性は高くなります。

放置しなくて済む方法は?

放置しても、手入れを適切に行えばバイクはとりあえず動かす事は可能です。 しかし、そこまで手間をかけられない方のほうが多いのではないでしょうか?

そのため、以下に放置しなくても済む方法を3つお伝えしますので、良さそうなものがあれば実践してみてください。

バイク屋に預ける

北海道など、冬場に乗れない地域ですと、春になるまでバイク屋さんが有料で保管、維持するのはよくある事です。

関東や関西でも、バイク屋さんに相談してみれば保管してくれるお店もありまし、馴染みのあるお店や付き合いの長いバイクショップなら、店長が厚意で長期保管してくれるところもあります。

預け先を探す際、大手のチェーン店などはサービスとして行っていない事が多いので個人店などに相談するとスムーズです。

友人や知人、家族など、バイクに乗れる人に預ける

身内に、「バイクに乗りたくても乗れない人」がいたり、「放置するぐらいなら維持してもいいよ」といってくれる友人がいるかもしれないので、相談してみるのも手です。

なぜ他人にバイクを乗らせるのか?というと、「バイクは定期的に動かしたほうが状態を良く維持できる」ためです。 オカルトのように聞こえますが、バイクは車と違って部品が小さくて細かいので、適度に使用するほうが部品同士の動きがスムーズになり調子がよくなります。

ただ、人に乗ってもらう場合は事故などの問題があります。任意保険への加入は必須ですし、保険内容によっては補償外になる可能性もあります。 友人や知人に預ける際は、前もって保険会社に詳しい保険内容を聞いておきましょう。

バイクを売ってしまう

病気やケガなど、いつまで放置するのか期間が決まっていない時は、バイクを売ることも検討しておきたいです。 なぜかというと、放置によって出たサビは価値を下げますし、もし1年放置した場合は部品の劣化に加えて「1年落ち」となるので付加価値も下がります。

およそ1年間、何も手入れできずに放置すると、売値は購入価格の30%ほどまで落ち込む可能性もあります。

例えば、100万のバイクなら30万になるので、放置前に70万で売りそびれると40万円も1年で損する計算になります。

大切なバイクですが、今後かかってくる出費のことを考えると、思い切って売却するのも一つの手です。

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まとめ:放置するなら適切な対策を

以上、放置期間別の症状と、対策方法について解説しました。

まとめると、1週間程度の放置なら、ほとんど対策はいらず、1ヶ月以上放置する場合は、主にバッテリー、タイヤ、ガソリンの3つを手入れしてあげれば、仮に1年間放置してもバイクの動かすことは十分に可能です。

ただ、放置によって価値が下がってしまう点には注意しておきます。何かしら放置しなければならない事情があると思いますが、この先お金が必要になるシーンが多いほど、放置前に売却したほうが生活は安定します。

今は写真を取るだけでネット上でバイクを売れるようになっています。この際にぜひ検討してみてください。

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